ところで話変わって、久々に自分のセクシュアリティの話(しかしそれは在りし日の)

オレ、まだ自発的性欲があった頃もセクシュアル・インターコース、つまりちんちんをまんこに突っ込まれる事に本当に関心やら欲求があったのかねぇ、とふと考えてみた。
もう正直、わからん。今は仕事なら仕事なのでちんちん舐めるし突っ込ませるが。それが仕事ならまんこ舐めるし、入れてと言われればディルドも突っ込むが。


なんせリアルタイムの話じゃないからなー、とぼやきつつ、それでも考えてしまう。


ただひとつ間違いなかったのは、オレは相手が男子でも女子でも、相手を気持ちよがらせる事に相当の喜びがあった人間であった(ここももはや過去形)ということ。
で、それによって自分自身オーガズム直前までいけるくらいの性的興奮と快楽があった、ということ。
たぶん、それがありゃオレにとってはまんこにちんちん入れられなくてもじゅうぶんにセックスであったんだろうな。女子相手だと、望まれなければ器具の使用はしなかったしなぁ。(つまり、相手にちんちんがあろうがなかろうが、誰かにまんこ舐めてもらう必然はわたくしの場合ははなっからないんですわ>萬兄さん)


性欲がなくなってしもうた関連の事象としては、面白い事に自発的性欲がなくなってからの方が、仕事に行くのに精神的にきつくないんだよなこれが。もう、バリバリにただただ「仕事」として、身体がよっぽど具合が悪くならない限り行けてしまう。ああ仕事やだなぁサボりたいなぁってな感覚がない。
それは、もはや「セックスがどーでもいい事」だからだな。
全ての勤勉なソープ嬢、風俗嬢がこうなのかどうかは知らないが。


もはやこれがどーでもいい事ってのも、数年前の自分からすると恐ろしい話だな。しかしうん、退却しているというよりは「どーでもいい事」の方がしっくり来るな。納得したぞ自分自身が。

内田春菊の漫画かエッセイで「そういう習慣がある地域で行われている女性のクリトリス切除は、男が望むまま幾らでもセックスが出来るようにとの目的で行われる」ってくだりがあって、こうなるまでずっとそれは「?」な話だったんだけど、かろうじてクリトリスは勃起するし感じるけど余程頑張らないと感じない、という状態の現在はあれが腑に落ちるんだよなぁ。


ちなみに頑張ってもうとことん頑張って絞り出したという感じのオーガズムは、ぱさぱさの無味乾燥であったり。ああ、きっと風俗に来て納得できない女子相手に客が得る射精感ってこういうんだろうね、というような(笑)
そこんところをもうちょっとうまく演技でカバーしろよなぁ、プロなんだから自分。
でも嫌なのオレ。そんなことやって幾らか余計に稼いでも、そんな無理すると音楽も聴けないくらい精神的に追い込まれて疲れるから、子供の前でも演技して作り笑いするから、パン焼いてる気力もなくなるから、やなの。やっぱり、基本的に演技しないの。ノンフィクションに於ける演出程度なの。(いやそれだって立派なもんですよオレにしたら)