2010-10-05
- とりあえず、自分が外に出たときたいへん忍耐強く見えているのであれば、それは自分の中ですら相当多種多様な遊びをやっていて、それをこなすところに興味の中心があって、外への関心を薄めてるからというのは、ある。うん。
- 祭りが日常並みに頻繁になっちゃったらつまらんけど、やはり、人生には祭りの日が必要で、その時にすらやっぱり自分は大枠としての自己コントロールは手放さないあたりがアレなんだけど、はい今日は規制撤廃!はやると。そして、ケに戻す。ケに戻すのが、赦しでありコントロール。
- で、この遊びの重要なところは、あくまで遊びなのでストイックにやらないというところで。なんだか途方に暮れて煙草が1日に13本になろうが、人と呑みに行って五合酒飲もうが、また明日から同じルールでゲームをやり、また時々は逸脱する、と。厳守するというルールやペナルティはなしw
- 昨日あたり気がついたけど、自分が酒や煙草を嗜みつつある一定の量の枠内におさえておくという行為をやってみてるのは、もうこれ自己コントロール遊びですね、ええ。「まったく断ってしまうより、一定の枠内でおさめるほうが難しい」と知って、あえてやる、という。遊びです、はい。
- 今の「てーりいーとどりいー」はしばらく頭に残るな。
- そういう奇襲か、テリーとドリー!
- @rioysd ええ、「それって、どういうことなんでしょう?」と訊いた時のおじさん客達のどや顔は、ちょっと記録しておきたい欲求にかられますw
- @rioysd サブカル女子キャバなら、そこんとこはナイーブな文化系男子に「あ、この子分かってる…、分かってくれる…」と思わせませんと。ただ、女子も幾つかのお客からのフリには「あ、それ知らない。どんな?」と身を乗り出す優しさが要求されますね。たいへん。
- 政治や国際情勢関係の話をしてもいいわけだが、どうもこれらには台なり小なり先入観だの偏見だの差別表現の話がつきまといがちで、仕事にあってもわたくしのセンサーがそれらをなかなか看過しづらい。その点で、ひとつご勘弁いただきたいもんだ。
- 店での自分はおとーさんやおじいちゃん達と、博物館や美術館で見たものや、最近どんな旬のもの食べたとか作ったとか、まあ長閑な話しかしてない。さて、ソープランドの客室の中でするべき会話とは何だろうか。
- 最近の特別展では、「皇室の名宝」の伊藤若冲が描いた鳥達がいまだ頭の中にどすんと居座っているけど(雀は空で群れている)、同じ特別展の中で見た光明皇后の書があとからじわじわ来た。源氏物語の藤壷の宮の手蹟は、ああいう感じだろうか。つまり、実はそういう人物造形だろうか、とか、つらつらと。
- 国立博物館は楽しいのだが、常設展でもヘビー級が次々とやって来て、消化不良を起こしそうになるのだなと最近やっと気がついた。贅沢な見方ができるなら、1日1展示室限定で見て行きたい。しかし、そうも行かない。そしていつも頭の中がぱんぱんになって帰るのだが、うんざりはしない。
- 仏像は、やっぱりまともに対峙しようと思ったらご本尊クラスは1日に3体が限界かなと、先日つくづく思ったのだが、それでもやはり東大寺大仏展に行ってしまうのである。
- デザインとしてはかなりちゃちかったのだが、洒落が利いていたのが「野ざらし」の鍔。髑髏と、五輪塔の墓石という。刀そのものを見てるのも相当好きなんだけど、刀装具は意匠にくすっと笑ってしまうようなのがあって楽しい。
- 買う気はさらさらないというか、買えないが、こないだ国立博物館に行ってからまたも、刀の装飾品である「三所物」熱が上がっている。鯰意匠のやつ、よかったなぁあれ…。
- 僧職にある長年の友人は、それはわたくしの親切さ、言うなれば仏性から来ているのだから諦めなさいと言うのであるが。…やだ。
- ただ、「バカ」が極性であるなら、どうもそれを引き寄せる磁場を持っているのは確かであると思う。そしてこれは自分ではどうにもできないので、さこんところで、まったく自分が望むような平穏な暮らしはできないのかも知れない。しくしく。
- 昔「バカ触媒」と称された事がある。わたくしに触れると、それまで表に出なかった「バカ」がにわかに表面化する人々がいる、と。そんなことはないと思いたい。うん。
- 意地の悪いボクは「そんなになんでもさせてくれて、良かったじゃないです」とにやにや笑うのであるが。そう、ボク等はお客にほどほどそれ以上の肯定を与えるのが仕事であって、お客から全面的肯定を吸い尽くすのは、ほんらいの仕事ではない。
- そういえば、時々「この仕事をすれば男の人がセックスしてくれると思って」業界入りする女子は、ごく少数ではあるが、いたし、いる。彼女達の多くには、おそろしいまでにNG条項がない。で、ちょっとナイーブなお客は面白半分で遊んでみてその底無し沼的空虚に震撼し、「こわかったよう」と泣く。
- @yu_sugiyama できれば、もし彼女達が追跡を拒まなければ、その女の子達の10年後20年後を気にかけていてあげてください。拒まれたらいっさい深追いするべきじゃありませんが。
- 少なくとも、わたくし個人は世間からの風当たりがマシになったとはまったく感じてないなぁ。空前の風俗ブームを超えて、風俗嬢をきっちりやったあとでそれを隠す事なく次のステップに行けた女子がどれだけいるか。そして、いまだ「昔風俗嬢だった」って噂は醜聞であり、いったい、何が改善したのか。
- んー、…やれやれ。
- 「遊び金欲しさ」の女子が増えたっていうほうが、「どうせ風俗嬢やるような女は」理論の強化につながって、買う側もなにかと利便がよろしいからそっちに脚光当ててるって言うのは、あるなぁ。もちろん昔から脈々といる「生活苦・薄幸の女マニア」なお客もまだかなりいるけど。
- @yu_sugiyama 遊び金欲しさの自宅から通勤女子、一家どころか一族郎党まるがかえの家付き女子、わたくしのような子供持ち、まだまだいろいろいますから、その判断はちょっと。今の方が、はるかに危機感は強いです。10年前ののどかさとは比べ物にならない。(すいません業界歴長くて)
- 風俗で「良いヤリマン」とお客が感じた女子がどれだけ業界で長持ちするかを考えると、あー…。9割以上のへたくそと何の感慨もないセックスしかできない相手にそれを売る努力、その一言で済ましていただきたくはないなぁ。まぁ、もちろん仕事ですからね。
- @yu_sugiyama 特にこの1年の不景気ぶりは、もうそんな悠長な感じではないですねぇ…。というか、男性スタッフも女子の金銭管理実態はまず分かってないから、何か起きたとき「本当に貯金ゼロ」女子にびっくりしてましたが、今はもう誰も驚かないです。
- @yu_sugiyama 指定難病患者にそれ言わないでくださいよw
- 出てるけどもううんざりで帰るとなったとき、コールボタン押した瞬間うしろをうろうろしていた人が真横に来てびっくり。そういう時ボクは「このどうやらラッキーを貴方にも」と思いつつ席譲ってたけど、少なからぬ同僚さんが「ハイエナ、むかつくよね」と言うので、びっくりした。
- 打っていた頃も海物語だけで、1回のタネ銭どんなに投入しても3千円程度で、よもやそれで出てもあの爆音店内に耐えられなくて3時間滞在が限界だった、パチンコ打ち適性のないボク。
- @soaplandinfo お客でこちらにパチンコにどれだけ買ったかだけでなく、どんな台のどんな演出がどうこうと微に入り細に入り話してくれる方の多さを考えるに、「一般的に盛り上がる話」と想定する女子が多いのは、無理からぬことだと思います。
- @mt_mm_co 割り込み失礼。乳の皮膚がどう頑張っても薄いままだったわたくし、乳頭マッサージも授乳も基本「痛い!」で苦痛でした…。陥没乳頭は2児への授乳で、かろうじて扁平乳頭に。授乳中は毎日のように切れていた乳首の付け根。ああ、思い出しただけで鬱。
- そういうお客に遭遇した女の子が、「頭よすぎる人って、結局、バカですよね」と控え室に降りて来てけろっと言うときは、ボクはなんというか、ちょっと未来に希望をつなげます。
- しかし、ソープランドに遊びに来て、接客してくれた女の子がパチンコに買った負けたという話をしたとき、実際まれに「女の人がパチンコを打ってる姿はみっともない」とか「朝鮮人がやってるんだよ。お金はみんな北朝鮮に行くんだよ」とか言うお客、いるらしいんだよなぁ…。……ううーん。
- @torishin0612 風俗女子のパチンコ打ちがパチンコをやめない理由は、「みんながやってる」からですね。世間がみっともないと言おうと、経営者が誰でその金がどこに流れていようと、皆、はなから関心は持ってません。皆がやってる事を自分もやるのは、安心感があるでしょうから。
- ああ、ネットからさくっと回答した国勢調査は、もちろんあちら様が多少は困るような嫌がらせ回答を仕込んだ。ほほほほほ。
- 力に、正しい行使と言うのがあるとはどうも思えないが、いくぶんましとかよりましな行使ならあるんだろう。自分とてそれを正しくやれてるかどうかは分からない。なんせ自分で稼いだ金をほとんど自分に使ってない現状。どこかに怨念が蓄積してる可能性はある。
- 使うべきところに使えなければ、幾ら稼いだところで無力感に打ちひしがれるというあたりで、金はまさに力ではあろうな。
- 「仕事でタネ銭が稼げれば他には何もいらぬ。パチンコ打ってる時間だけが我が人生のとき」くらいの勢いで、他に何も持つ気はさらさらないってあたりまで腹括った博打打ち女子は、いよいよ重度ではあるけど、あれはあれでいいよなと思うのだが。なかなか、そこまでの人もおらんからな。
- 「ストレス解消」の名の下の浪費と、それを許容しあう足の引っ張りあい、そして誰も幸せにならないというスパイラル、これ、本当にどにもならんのだろか。
- @locksley6k 噺家デキシーランドバンド「にゅうおいらんず」では、「ともだち賛歌」と「ごんべいさんの赤ちゃんが風邪ひいた」と「ヨドバシカメラ」がミックスされて歌われます…。
- 「人様の問題解決は、原則できない」し、もはやドラマを欲しないわたくし、批判もせず肯定もせずなんだけど。入り口のところの、ギャンブルがそれなりに危険なものであるって認識、ここにいると壊れるだろうな。ホストは遊ぶ人数の少なさ故「よくないよ」と注意できる女子も多いけど。
- また、仕事場に来ると「あたし昨日7万負けちゃった」も「すごい出た!来月の家賃まで払っちゃった!」みたいな話も並列だからなぁ。
- 「だってストレスがたまる」からスタートして、気がつけばそこに至るかスレスレで、それではどうして引き返せないかっていうと、自分自身への圧倒的な不信感。そして酒飲みが飲んでしまう自分への嫌悪を忘れたいがために飲む酒のごとくパチンコ。
- @torishin0612 困るのは、ちょっと、じゃ済まないですよ。子供を抱えた女子なんか、まともなものが食べさせられない、子供関連のあれこれが払えない、そこからいたたまれなくなって子供からの逃避つまりネグレクトに至る一里塚。えらいことです。
- @torishin0612 傍目は割と、いえ、てんでどうでもいいですw 問題は、本人が稼いだ金を本来使うはずだったところに振り向けられず、それで生活の上で困ってしまう事、自分にうんざりしてしまう事そこだけで。
- ギャンブルではアドレナリン出なかったなぁ…。アドレナリン体験なんか仕事の中で時々でもできるんじゃないかと思うんだけど、自分、この年になってもまだ客を選別してる傲慢な輩だから、一般的にはそんなにひたすらに忍従か?
- @torishin0612 身内にもギャンブル依存はちらほらいたのでおおよそは分かるんですが、あれ、システム的にトータルで大勝ちは宝くじ引き当てる並みの無理があるし、収支として自己評価も下がりますよね。
- もちろん、淡々と自己評価を下げずにこの仕事をしてる女子もそれなりの数いるわけだが、そこにはドラマがないから注目されないわいな。
- 「自己評価を、上げないまでも、下げないでいる」ということに対して、同業さんからものすごく否定的あるいは「どうしたらそんなことが?」的反応を受けるわけだが、どうもそこには、足を引っ張りあう構造がある。
- しかし、話の種のお代としては、不当に高過ぎるよなギャンブル。
- ホストは、ずっとハマり続けていられる女子ってそんなにいないのに対して、ギャンブルはハマり続けている期間が比較にならないくらい長くて、層もやたら厚い。そも、お客に博打好きが多いから、まったく打たないより打つ方が業務上の会話のネタになったりするんだけど。
- いや、ホストよりギャンブルにお金を突っ込んでる女子の方が明らかに多いな。
- @torishin0612 パチンコをはじめとするギャンブルもあります。
- 気になってるのは、風俗業界のマジョリティは、どうも自己評価が上がらない方向に金を突っ込みがちだと言うこと。誰かがそういう意図を持って操作しているとまでは言わないけど、明らかに構造はある。しかし、マジョリティだからそこに疑問を持つに至る女子はどうもあまりいない。
- あれは、最初は女子本人サイドから発せられた言い訳なのか、それとも、女子に金を使わせたいところが繰り返し女子に言い聞かせて思い込ませたことなのか。
- 昨日からぽつりぽつり言ってる事の続きだが、風俗嬢はストレスがたまるから、馬鹿げた金を使ってあれこれやって解消しなければならない、という話、あれはいったい、どこから出て来たんだろうか。
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