2010-04-11

  1. 自分は田舎に放り込まれて、確かにより管理的な田舎の小学校中学校でとことん学校不適応を起こしたから、「田舎独特のやり方が悪い」と思って育ってここに至るんだけど、それよりはまだ管理的ではない都内の小中学校でこれは、やっぱり現状の義務教育には、ものすごい懐の狭さがあるんだと思う。
  2. たとえば、オフ会なんかで娘と会った人が娘のプロフィールというか既往を知ってると、好意で「ちょっと変わってるかも知れないけど、全然分からない。普通」と言ってくださるんだけど、小学校に行くとホントにもう問題ばっかり起きる訳ですな。
  3. まぁ、随分いろいろ戦いましたはい。娘も自分も。
  4. 親であるわたくしもなかなかしょうもなくて、ここに至って娘に対して「あ、この人世の中に出たって全然問題ない」と確信できるんだけど、小学校では特に、もうこの子供は全然駄目、将来真っ暗みたいなことを言われ続けた訳です。子供と世の中最大の接点からこれは、ぐらぐら来るよー。
  5. 自分も義務教育機関、特に中学校との相性の悪さは半端無かったけど。今娘がうしろで「なんであんなに一斉に同じ方向向いて同じ事をやらなきゃいけなかったんだろう」とぼやいて去って行きました。そこだよね最大の異様さは。あんなん、ブラック企業の新人研修くらいでしかやらなかろう社会では。
  6. しかし、娘は十代も半ばになったらいろいろ自分の傾向が分かって、ものすごくフリーダム系の都立高校見つけて来て、途端に学校って空間との相性の悪さが解消されたんだけど、学校、特に義務教育機関ってのがものすごく異様な空間なんじゃないかと。
  7. うん、現実問題テストで落ちこぼれなかったというファクターがでかかった。
  8. @marco11 いえ。けっこう揉めに揉めました。けど、現実問題テストで落ちこぼれてないのと、担任の理系先生が大当たりだったのでなんだかうやむやに。
  9. 娘と私的な場面で接した方にはホントにびっくりされるんだろうけど、学校って空間に放り込まれた途端強烈に出て来る問題ってのがあるんですよ。娘は社交的な自閉スペクトラムさんというか注意欠陥と学習障害持ちですが、学校の外ではほとんど困らないのに、学校に行った途端に困ってしまう。
  10. @marco11 中学進学にあたって、やっぱり養護学校をすすめられまして。で、中学に行ったら、相変わらず集団不適応もひどくてクラス脱走なんかはしてたんだけど、授業それじたいはごく普通について行けて、中学3年終わってみれば一応中堅都立進学校くらいにはたどりつけたという。
  11. 純粋なディスグラフィアって珍しいらしくて、ええ、特に小学校ではいろんなことを親子とも言われる訳ですよ。しかし、娘が単純に教科書を書き写すのにすらどれだけの労力と時間がかかるか、それだけでもちゃんと見ていただきたい。ただいやいややってるのとは訳が違うんだよう。
  12. @marco11これ、 全然他人事じゃなかった話です。
  13. @klov 毛家麺店は水餃子が美味しいです。にらまんじゅうはちょっと化学調味料きついけど、1、2個までは美味しくいただけるかな。
  14. @kari_ko 怒らされる方がどうも、侵害された気分になるんですよね。逆に、不意にそしてこちらが認めるような不手際で人様を怒らせると「ずかずか侵害してしまって申し訳ない」にもなります。
  15. そして、「あそっか」がもうひとつ。自分は自分が怒らされる事に、日々、相当怯えているのだな。
  16. うむ、自分の高慢が再確認できた。よろしい。
  17. なにげに、わたくしも蔑みがもはや隠せない同僚さんがいるのだが、直接わたくしには向かって来ないその抗弁にさらにトホホ感が増す。わたくしが軽蔑しているのは、貴女の行動や状況についてではなく、その品性あるいは性根の一点についてのみでございましてよ。
  18. うん、自分がいる場所への要求が理不尽に高いな自分。
  19. 最近は、怒ると疲れるから、誰より疲れるから、どうかもう誰もオレを怒らせないでいてくんないかしら、くらいには枯れて来た。
  20. ケンカは基本、「自分が誰よりも怒っている」という信念があれば勝つ。いや、実際腹を立てて何かやらかした場面ではいつも、そう思ってた。
  21. @y_benjo その横から猛速でいじりにかかっている輩をぶん殴りに行った上に、「あんなバカにいいようにされてんじゃねぇマヌケ!」と説教かますのがかつてのわたくしです。いろんな人の立場をなくしましたすいません。
  22. 多分、我が家の構成員の背中には「弄り、お断り申し上げ候」と書かれているのであろう。いいです絡みづらくてべつだん。
  23. ちょっとでも嫌そうだったり、当事者の方から絡みに行く事がない様子があったら、それでもやっぱり社会正義回路は発動しちゃってたけど、そうじゃないならまとめて蔑んでしまうところが、ボク等もかなりひどい人であるよ。うん。
  24. そう。ボク等が社会正義とは遠いところはそこなのです。
  25. そして、舞い上がらされてより小馬鹿にされている当事者にはお前ならどのように対処するか、と娘に尋ねたところ、「…あー、幾ら寂しいのかも知れないけど、ああいう手合いに気に入られようとするところが、もう、うーん…」と。ええ、同意見ですそこは。
  26. 娘は、そういうものを目撃したら、やらせてる連中にはっきりと哀れみと蔑みの目線を送るそうなんだけど、そこまでにしておくと、嫌われて全く構わない人間と賛同してくれる人間がはっきり区別されていいよ、とのこと。そうね、いい大人もそれくらいはしてもいいわね。
  27. 少なくともそれが無法であるというのは分かっているから、ええ、もう殴り掛かりまくりませんよ。もはや、わたくしの苛烈さなんてのは相当私の近くに来ないと分からないらしいありさまだし。しかし、ああいうの見ると「やっぱり穏和な人なんて向いてないんだからやめちゃおーかなー」と思いますな。
  28. あの当時はかなり無神経に、赤の他人の教師ですらわたくしの無法に対して「女の子なんだから」とまっさきに言って来たりしたが、「女をやらされていたら、怒る事すら自由にならないのか!」とますます怒りをこじれさせていた小学生の自分であった。まぁ、いきなりぶん殴るひっぱたくは無法ですけどね。
  29. 女子でかつての自分のような癇癪を起こすのは、男子と比べるとかなり数は少ないのだろうか。母は「こっちは人の命かかってますから」と学校からの呼び出しには基本応じない人だったので、担任その他が対処に困って右往左往していたもんだ。
  30. プリンがおいしかったのでいささか落ち着いている。よそさまのブログを読んで、その行動の背景はともかく、かつての自分とよく似たお子さんは、残念ながら男子なのだが、自分の息子だけではなくまだたくさんいるんだろうなぁと思ったりしたのも、怒り一段落の原因。

Powered by t2b