2010-02-10

  1. それにしても、現実問題として「母親をやった人間の、晩年に至るまでの孤独への陥り難さ」ってのはひしひしと感じる。無縁死番組に出て来た孤独死を迎えた人々が皆男性だったというのは、なんとも。
  2. 今自分くらいの年代ともっと下の年代はそういう選択はあまり望まない気もするんだけど、50代から上のおとっつぁん達の孤独解消には、疑似家族的な関係を持って来るしかないのかなー。
  3. なにげに、50代60代になっても「おっかねぇかあちゃん」に喝を入れられたりお尻を叩かれたい男性がどうも一定数以上いるのは、喝を入れられたい側にも入れる側にも、難儀な事である。でもそれって間違いない「見守り」だよな。
  4. まーしかし、あの手のおとっつぁん達は一人一人は気がいいのに、寄り集まるとケンカするんだよなぁ。それを一括できるようなタフな人が大家さんそして賄いやってないと、洒落にならない事も起きるだろうなぁ。
  5. そればっかりが解決策ではないけど、グループホームよりはより家庭的な、中高年のまだ働いている人あたりから対象の「賄い付き下宿」のようなものがぽつぽつあると、あのおとっつぁん達の幾らかは選択肢に入れるだろうか。
  6. ああ、はらがいたい。しょうがないんだけど、嫌。
  7. 「病院はいやだ」「なんで?」「ものみたいに扱われるし先生や看護婦は馬鹿にするし、入院したら自分ばっかり見舞いも来ないし」ってやりとりも数限りなくやったが、要はこれ「孤独は嫌だ」って話なんだよなぁ。
  8. 一緒に住んでなくても見守りはあるって環境作るには、ホントにどうしたもんだか。それで「地元に帰ったら、独居世帯に配食やるかなぁ」とか考えてんだけど。(儲けはまず出まい)
  9. @marco11 一番の望みは離散しちゃったもとの家族なり故郷なりへの帰還みたいだけど、それがなかなかかなわないのは彼らも承知で。オンリーイエスタディ思考と「どうしてうまくやれなかったんだろう」的自責思考が強いので、そこに足をとられちゃってますなぁ。
  10. とりあえず「人間そう簡単に死ねないんだから、ずっと苦しいより少しマシの方がいいでしょ。遊びに来るよりちゃんと病院行きなさい」と説教するくらいのことしかできない。
  11. 還暦手前のあのどこか似たようなライフヒストリーは、そういう世代なんだろうか。不器用かも知れないけどおそろしく気がいい人が多い。あのおとっつぁん達が怖がってるような最期を迎えないでいられるよう、オレも願っちゃうんだよねぇ。
  12. 出身は地方、結婚歴もある、でも家族は何らかの理由で離散して20年くらい子供とは会ってない。職場は転々としてきたけど、とにかく働き続けて自分の口は自分で食べさせて来た。身体は絶対にどこか壊してるんだけど何が見つかるか分からなくて怖いから病院に行ってない、ってあのおとうさん達。
  13. んー。「孤独死何が悪い」ってのはそれもそうだが、少なくとも墨田荒川葛飾江東あたりにお住まいの50代後半からの独居おとっつぁんたちが抱える孤独とか、自らの終末への恐怖って、直面すると言葉を失っちゃうもんがあるよ。
  14. @o_tsuka そ、それはそうなんですけどw
  15. だけど、古いもんが好き=年寄り趣味、という認識はどんなもんなのか。遺跡古墳の類いにわくわくするのは、年寄りよりもむしろ少年少女の専売特許だと自分はいまだ思ってる。
  16. 先日、同年代の同僚さんに「たかむらさんの考え方とか趣味って、10年どころじゃなく上の人みたい…」と言われてしまったが、自分の中にいまだかなりのスペースで住まう中学生の存在は、そんなに外から見えにくいのだろうか。
  17. ニシンの群来って、即座に頭に浮かぶのは石狩挽歌だな。
  18. もやしもんは菌が可愛かったが、純潔のマリアはフクロウが適当過ぎてまた可愛いなこれ。

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