シルバーメタリックの宇宙船というレトロな夢
さすがにデロリアンには惹かれないが、先日エアストリームが欲しいと言ったのは、かなり長年の本気で。
好きなんだよ、とろんと丸くて銀色のメカ。
20世紀が夢を見た21世紀それよりも未来のイメージ。野田昌宏のスペオペに出て来そうな宇宙船のイメージ。
何かと折り合いの悪かった父は船が好きで、いつか自分でクルーザーを持ちたいと言っていたのだが、オレはランドクルーザーの方なんだよなー。そのへんはしっかりと親子。
いい年こいて、いまだにキャビン、コックピット的な空間への憧れも強い。
その小さな空間に潜り込んで、いつか、どこか遠く、遠く、果てもなく遠いところに行くんだと思っていた、いやいまだ思ってるんじゃないかね自分。
現実的には、「エアストリーム、引いて走るなら19フィートが限界だろうなー。ああ、老後の楽しみにもう1つ、牽引免許か…」とか考えもするのだが。
ああ、オレがエアストリームを持つ事があったら、バンビでも、実質は車によって引っ張られるはしけみたいなもんでも、衝動どうにも押さえ難く「クロパン大王」と名付けてしまうかも知れない。