「楽しみ」を持てる老後なんてあるかどうかも分からないが

とにかく一家が暮らすための金、そして子供達が教育を受けるための金ばかりに必死になっている最近である。自分がやりたい事は、多少のまとまった金を必要とするならばもうひたすら「老後の楽しみ」と唱えてやり過ごしている。
だけど、ああだけど2年後の満期の養老保険だけは、オレは自分のために使うの、まさにその老後の楽しみに使うの、とかたくなに決めてもいるけど。
満期迎えたって、はした金ではありますよ。1回ごく小商いな商売始めて、こけたらもうあとはない。


満期を迎えた養老保険でとりあえず買いたいのは、こいつ。

新車は無理。無理無理。でも中古のエアストリームバンビなら、うっかりすれば程度問わなければ百万円台でいたりする。
こいつをキッチンカーに改造して、ケータリングサービスなんぞやってみたいなーとか、ずっと思っている。


吉原の町がまだしばらく不景気ながらも存続するなら、親愛なる同業の姐さんお嬢さん達相手に、「デリカぱくぱく」*1程は安くできまいが、吉原のバカ高いそしてバランスの悪い仕出し弁当よりも少しはまともなメシを提供して暮らしたいなーとか、ずっと夢想しているのだな。


「くいもの関係商売は、集客としては成功しても、他人様へのええ格好しいがやめられなくて婆様が見事に失敗してるんだから、それで『自前で商売するべからず』というう実家の家訓までできてるんだから、やめとけよ」と思いつつ、やっぱりそこいらへんは血筋なのか、結局やりたいのはそう言う事なんだなー…。

*1:台東区で展開されている250円弁当が名物の弁当屋