昨日のエントリーをずるずる引きずってみる

考えてみれば、小学校時代は男子の中にいたが、そこから先は「みんなそれぞれ好き勝手やってる人の、なんとなーく集合離散を繰り返す曖昧な集い」にかろうじてたまにジョインする、という有様の自分なので、男性集団内の詳しい実情は、よく分かってない。
いよいよ村どころか、オアシスに立ち寄るキャラバンっすか。
(まぁ、だからちょっと余計な金がないと生きて行けないんだよね。自分。拠点を欠いてるから。こういう風に現実に祟るんですよ村から離れての生活は)


現在の仕事場は「フロントの店長やボーイ」という男性集団と、「実際の接客のほとんどを担当している女子従業員」という女性集団に割ときっちり分かれている。
で、はて、男性集団では、女子集団ほど頻繁に「あいつをみんなで嫌いでいましょう」という圧力は、かかるのだろうか、とつらつら考えるのだが、よく分からない。どうなんすかこのへん。
性風俗業界における男性従業員間に一番強く渦巻く感情は、やはり女性同様に嫉妬だろうけど、で、その嫉妬により個別の足の引っ張り合いをやっているのはさんざんっぱらよく見るんだけど、男性集団では「あいつうざいから排除しようぜ」って同調圧力がかかって、皆さんそれに従うってのは、よくありますか。どうなんだろう。


かたや、女子集団の中に加入している人々の「ご奉公」の求められ方というのは、「みんなが嫌いなあの人」を率先して嫌いでなければならず、また、個々の面子と個別に接した時、それぞれの相手の感情にご奉仕しなければならない、というものに見えるのだが。(このおそろしい感情労働の仕事場でまで)
全体に、個々に、多大なる感情的ご奉公を、しかも相手によってそのありようの使い分けを求めるこのあり方は、どっかで見た。


…あー、そうか、イエだよイエ。
ヨメの気働きの求められ方じゃん。一昔前のものと思われがちだけど今も健在のそれですよ。


とりあえず、「なんかこれ既視感」に納得出来たらぞっとしてしまったので、ひとまず休み。