あれが畜生道に落ちても不思議はない

1年と3ヶ月、やっぱり、帰ってきていたというか、うちにああいう姿で彼は来てたんじゃないのかなぁと。


とらちゃんがうちにいる間は、「久々に猫と暮らしてるから変な感じなのかね。でも、幾ら賢くたって、猫っていうのはこんなではなかったような…」とちょくちょく首を捻っていた。


彼が猫になっといたのなら、まぁオレも、来世は猫くらいにはなれんのかなぁ。


…せめて自分が今うちにいる連中にやってるくらいのことをしてくれる飼い主に行き当たるか、ハイパーな田舎の、自活できるような環境にいる野良になりたいもんだ。