異国の青年

先日、「企業研修生」として地方の工場で働いていた同じアジアの中の異国の青年がお客としてやってきた。
1年間の「研修期間」を終えて、ようやく国に帰るんだそうな。おつかれさまでした。


以前仲良くなった、銀糸町の花壇街にいたその国のおねえちゃん達は元気かな、あの頃は入管法の改正前夜で彼女達はともかくいっぺん国に帰ると言っていなくなったんだけど、きっとこっちに戻って来てる子もいるんだろうなと思い出しつつ、とてもいい青年だったのでこちらもできるだけ丁寧に接客したのだった。彼がリピーターになる可能性などほとんどゼロなんだけど。


最後の方で「日本はまた来てもいいって思う国だった?」と訊くと「うん、きっとまた来る」とにこにこしていた君よ。それがまた仕事のためであるとしても、お世辞でも、もう2度とは御免だと言わないでいてくれてありがとう。