距離があれば「みんないい人」

仕事の帰り、吉原の路地裏をてれてれと歩いていると、去年の今頃までオレの在籍店舗の店長をなさっていた某氏とばったり。(現在は姉妹店にやはり店長として異動)


夜だったし眼鏡かけてもまだオレは目が悪いしで、こちらは気付かないですれ違うところであった。そんなもんです自分の仕事帰りの注意力。
たまに姉妹店の部屋を借りる時に見かけてはいたのだが、うん、確かにやつれたよなぁ某氏。
何かとても懐かしげに話しかけて来てくれた様子等から、「ああ、立場的にしょうがないんだろうけど、かなり寂しいんだろうなぁ今」と失礼ながら思ってしまった。


前店長某氏、癇癪持ちゆえいろいろあったが、彼の現在の境遇に対しては、力量を見込まれての事とはいえ難しいミッションをこなす羽目になったねぇと同情してしまう。
某氏は姉妹店のリニューアルに伴って異動したのだが、そのリニューアルは、今までうちのグループがやって来た事を否定しているというか随分とお客をバカにしたものであった。んで当然、うちのグループを気に入って通っているお客の多くはそっぽを向いてしまった。
今時新規の顧客獲得はそう簡単にできるものでもなく、某氏はリニューアル後の姉妹店を軌道に乗せるのに苦労していると聞く。ましてなぁ、ああいう店って女子のマネジメントはよりめんどくさいに決まってるし。部屋が借りれるというのは、出勤女子が少ないという事だもんな。やっと在籍女子数をある程度確保できてもそれだもんなぁ。…お疲れ様です。


にしても。
たまたまちょうど、今日の待機時間に同僚さんと「前の店長の方が、もろもろ仕事に関してもちゃんとはしていたよねぇ」と述懐しあってたりしたから、これは「呼んだ」のかもなぁ。