顧みれば男の顔の造形に興味がない

http://d.hatena.ne.jp/ntakamura/20070420/1177025632
の「整形したがっているバカ客」の時もやたら「自分の容姿をどう思うか」と問われたけど、一昨日のエントリーで触れたバカ客もそういややたら自分の容姿についてどう感じるか、尋ねてたなぁと、ふと寝付けない真夜中に思い出したりする。


どちらに対しても正直思ったのが、「美醜の問題より、品位の所在が何よりも問題になってる顔だよな」ということだった。造作については、どっちも「良くもないけどひどく悪くもないんじゃないのか?」とは思ったが。


…うん。困った事に、オレはもともと、男の顔の造作っていつだってどうでもいいものなのだ。これ、客に対してもそうだけど、普通に知り合う相手にもそうだった。
だから、正直「そんなこと訊かれても」だったり。


うん、ホントにどうでもいいんだよなぁ。
はて、これは結局のところオレが男性にはさしたる興味がなかったりするから、なのか?
ああ、でも女性に対しても似たようなものか。美醜を感じる前に、相手の顔からむしろ精神性の在処を探ろうとするのは、どっちの性別に対してでもそうだな。
で、美醜は判断しても「どうでもいいもの箱」に放り投げられてるな即座に。


ただ、まあさすがにある程度以上整った顔立ちの客に遭遇すると「ああ、この人はそのことについてある程度以上の自負があるだろうな」とは思うんで、とりあえず誉めてみようとするんだけど、なんせまったく感動がないもんだから、むしろ誉めれば誉めるほど嘘臭くなって自爆するという(笑)
それよりは、身体付きについて誉める方がなんぼか上手く行く。実際、そっちの方が男性に対してはより関心なり感動があるらしいし。


しかし、「ああこれは…、すごくもてたがってるしもう誰でもいいから捕まえようとしてるけど、この先どうやっても、それこそ価値観とか人間性コペルニクス的転回の機会がなきゃ、どにもならんままだろうね」と思える客達ほど、どうしてあんなに自分の容姿に拘泥するのだろうか。
そりゃ、顔はショールームではありますが。造作の美醜だけで人が寄って来るもんじゃないのにな。
しかし、品位の有無の判定よりは美醜の判定の方がまぁ、より多くの人が納得する落としどころははっきりしてんのかな。多分。
そこいらへんがどうも自分にはピンと来ないんだけど。