季節に合わなくなったバッグは間に合わせでも構わないが

鍋釜は間に合わせで買うのが耐えられない、という人間は吉原女子に果たしてどれだけいるのだろうか。


…ああ、容量が2リットルくらいで厚手の割烹鍋と、ストゥブ社の3リットル弱のダッチオーブン風の鍋と、ハミルトン・ビーチのスタンド型ミキサーが欲しい。あと耐熱ゴムベラ大小2本にブリキのパウンド型にもう一回り大きいすり鉢に…。


書籍とCD物欲に付いては、あえて見て見ぬ振りをしないと生活ができない。
だいたい、このへんの物欲は1つ1つの価格ならたかが知れてるから、子供が独立してから1つ1つ叶えれば済む事だろう。…ああ、でも子供が独立したらでかい鍋なんかいらないんだよなぁ。


などと、ちょっと前に待機の合間厨房用品カタログを見ながらぶつぶつ考えていた。
オレは店の外へ一歩出たら、ほぼまったく自分を女たらしめるもの、それは洋服とかメイク用品とかブランドバッグとかアクセサリーとからしいが、そういうものはどうでもよくなってしまうのだ。いや、店の中にいてもかなりどうでもいいんだろうな。


…ああ、夏用の稼ぎバッグ、買わないといけない状態なんだけど買いたくない。
あ、去年アロマブルームあたりで買った「汎用性が高そうって理由でとりあえず買ったストライプのトートバッグ」があったわ。
あれでいい、もうあれで。