仕事すると微量出血、が続いている

去年9月の区のガン検診ではひっかからなかったものの、いかんせんあまりにずるずると続き過ぎてるという事で、吉原の行きつけの婦人科のおばちゃん医師(強面だし突慳貪なところがあるので怖がる女子も多いが、吉原では一番良心的な医師である)にもう一度子宮ガン検診を勧められたりした本日。
んー。来月また受けとくか。


とりあえず、ガン保険もそうだし医療保険はきっちり入ってるから、もしもガンにかかったとしても、保険適用内の治療で済むなら治療に関して経済的な問題はない。
が、今いきなり復帰の目処もまったくたたない程度のガンになったら、んー。
…いや、致命的なものなら子供達の今後の生活費と学費は死亡保険金でまかなえるからいいのか。
問題は「当面死なないがそう遠くなく死ぬ可能性が高い」くらいの重症になった場合、だな。働けなくて数年単位で生きてるってのは、ちょっと。金銭的に問題が。
いや、いくらなんでもかかったらそうなる前に発見されるくらいに、はまともに医療受けてるよな、自分。


父はいかりや長介と同じガンで死に、母は王監督と同じガンにかかって生き延びている。(が、手術痕の内側に小腸が癒着して今回イレウスをやった、と)
父方の叔母2人も肝臓ガンと卵巣ガンでとうに亡くなった。こないだは母方の叔母がごく初期の乳ガンをやった。…ああ、そういや祖母もまだハルステッドの無惨な手術方法が主流だった頃に乳ガンやったんだった。
皆さんすっかり老人になってからのガンならば、長寿化にともなうことがらなのでしょうがないと言えるのだが、この大半が50代で発見というのがなぁ。


オレもまだ50代になってからかかるなら、子育ては終わってるからいいんだけど。今は困るなぁ。困るから検査まめに受けてるんだけどね。
粘膜もやられやすい全身炎症性の病気を今後治る見込みもなくずっと抱え続けているわけだから、今後もこういう原因がはっきりしなくて嫌な感じのトラブルは、仕事がなんであれ続くんだろうなぁ。これは、しょうがないよなぁ。


周囲で上のようにあまりにガン患者が出てるもんだから、ガンという病気とそれで死ぬ事についてはあまり、恐怖はない。
幾つまで生きるかはともかく、ここまで血縁者にガン患者が多数出てるんだから、オレもそれが死因になるかどうかはともかく、かかるかなぁ、半分以上の確立でこのクジは引くよなぁ、と覚悟はある。覚悟したからガン保険加入。


婦人科の診療を受け終わって合羽橋まで歩きながら、「ガン死とエイズ死は近しい人間がやってるから、それで死ぬ事は怖くないけど…、それで生きて行くとなるとホントに経済的に怖いなぁ。頼むから子供達が経済的に独立してからにして欲しいもんだよなぁ…」とぶつくさ考えていた。
現在、手術したら降りる一括保険金が150万超。入院5日目からは入院給付1日あたり3万5千円。さすがに聖路加の個室には入れないが。


ちなみに最も我が身に身近な手術の危険は、腸管ベーチェットが悪化して腸の切除手術。これはホントに、ガンより困りそう。緩解もずっと続く保証はないからなぁ。
春になってからの実家滞在であんなに関節やられるとなると(明け方までボルタレン入れても痛くて眠れない夜が2度。まさかそこまで痛くなると思わなくて甘く見ていたのも悪かった。発熱はこちらよりやや高めがずっと続いていて、若干痩せて戻って来たのは家事労働よりこれらがきつかったものと思われる)、緩解ったって環境変化一発でがさっと悪くなっちゃうんだからなぁとぞっとする思い。