やはり、カヴァーするにもワイアットか
不意に「ロック仙人」Robert Wyattの動くところが見たくなり、YouTubeで検索をかけたら、以前はあった"Shipbuilding"のPVが消えていた(号泣)
しかし今度は、とうに解散したSuedeがこの名曲をカヴァーしていた。これはPVかはたまた何かの企画でやったスタジオライヴなのか、はて。彼らのアルバム全部は所有してないからなぁ。アルバム収録されてんなら欲しいなこれ。
しかし、ワイアットのバージョンのカヴァーだとすぐに分かるような形だこと。
にしても、声質が「いい」と断言できるような歌手が歌うとこの曲の悲しみは半減するようだなぁ…。Suedeによるのがどうだったかって、それはねぇ。悲しみはよく表現されてましたよ(笑)
結構前に子供達に「上手い事と歌力があるかどうかはまったく違う事」という好例としてワイアットとコステロそれぞれが歌うこの曲を聴かせてみたのだが、やはり、日々高橋幸宏なども聴かされて育って来た彼らはワイアットの方が圧倒的にいい、と言った。(高橋幸宏も絶対にこの曲をカヴァーするべきだ)
コステロはこの曲を作ってワイアットに捧げてくれたというところでリスペクトしているし、ゆえに彼の2枚組ベストだけは手元に所有しているのだが。何度も言っちゃうけど、明日高級ウイスキーか高級セダンのコマーシャルに使われそうな歌い上げっぷりなんだよ、そっちは。
幸いなのかどうなのか、PVは消えていたがライヴでのワイアットによる"Shipbuilding"があったので観てみた、ら、なんだかやたらテンポがせわしなく、動くワイアットは見たもののひどく消化不良な気分に。いつもより多く揺れてなかったか車椅子の上のロック仙人よ。
で、もうこの際なので「とことん歌い上げる」コステロの、やはりライヴでの"Shipbuilding"もあったので、観てみた。
なるほど、このおっさんはいつでもどこでもクオリティは高いねぇと苦笑してマックをシャットダウン。
ヒズ・グレイテスト・ミッシーズ ~ロバート・ワイアット30年の軌跡
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久々にコンポから通しで聴いた。オレはどうしてこの反戦歌がそんなに好きなのかね。