辟易とする

冒頭で言及したベテラン姐さんは豪快系大酒飲みの気のいい裏表のない人でたいへん近くに座っていても気が楽なのだが、また別のベテラン姐さんがいて、その人は以前何度か言及した「控え室で毒を噴き上げている」人である。
彼女が語る自分のライフヒストリーからしてしょうがねぇんだろうなとは思うんだけど、彼女が大声で話してる内容が反権威を気取りながらもあまりにがっつり権威主義で、男性制を非難しつつそのまんま男性制を生きていて、とにかくなんつうか、「無駄に威圧的」なのには参る。
あれは何への復讐なんだろうなぁ。えらい空回りしてるが。


彼女がそのようにあるのはもうしょうがないんだろうけど、近くにいるだけで疲れちゃうんだよねぇ。いや、それでもオレは年齢だけは大人になったのでおうちのそとに出たらそれくらいのことには耐えますよ。


彼女も子供を持ってる人なんだけど、子育てが成功したかどうかなんてのはまぁ子供達の人生が終わってみても分かるかどうかあやしいとは言え、ああ、こういう育児性の人の下だと子供は育たないだろうなぁと思ってたら、やっぱり育ってないんだよなぁ…。身辺自立度からして。
彼女はそのことにとても納得がいかないらしいんだけど、そりゃ子供は理屈で育つもんじゃないんだから、理屈で育てようとしても無理。しかし彼女は自分の正当性を疑いたくないらしいので、もうなんも言わない。疲れちゃったし疲れるし。


かなり昔に彼女からは変に買いかぶられてしまい、宗教の勧誘と、彼女がサイドビジネスでやってる「それマルチだから! しかもあからさまに胡散臭いとこだから!」っていう「仕事」のパートナーにならないかという勧誘が同時にあって腰がくだけそうになってしまったものである。
あちらがこちらを勝手に見限ってくれて助かった…。いよいよ認められちゃったらかえって困った事になるスジって、あるよな。もう、是非こちらのことはとことん見くびっていただきたい。


しかし、なぜ看護婦と風俗嬢はネットワークビジネスに手を出す人間が多いんだろうか。これ、絶対世間一般平均値よりも高い。オレは勝手に確信しているのだ。