性教育の不毛を考える

還暦間近のフリー客が、例によって「つくりもの」であるAVを真に受けてそれを実践しようとしてみたりする仕事場。
で、まあそのへんの試みは不首尾に終わって、それはともかくオレは結局ごく普通に仕事した訳なんだけど、事後に「あれは現場にいた子もはっきり『つくりもの』って言ってました」と言うと、たいへん落胆したご様子。


セックスの現実をセックスをしていながら知らないというのはどういうことなんだろうか。
ごく普通のセックスすらまともにやれない人間に限って、セックスへの過大な期待が大きいのはなんなんだろうか。
まぁ、このへんは仕事場ではよく見るものではあるのだけど。


ああ、このへんかもな。自民党とかのおじさんおばさんが「過激な性教育に反対」ってわめいてるのは。
んなたいしたもんでもないところも大きいのに、彼らはそうじゃなくて「幻想でふくれあがったセックス観」がそざたくさんあるんだろうなぁ。


ところで親によって良くも悪くもがっちり性教育を施されてしまったソープ嬢の子供2人は現状、親の方が途方に暮れるくらい身持ちが堅かったりったりする。
これはこれで、子供達にはとても可哀想な事をしたと思う(苦笑)