検査目的なら保健所に行け

最近ちまちまと「風俗 ノースキン」とか「ソープランド ノースキン」「風俗嬢 HIV」とかって検索ワードでここにたどりついてる方がいるようですが。


こんなところにたどりついて、本当にお気の毒様です。


それはさておき、そこから遡ってサーチエンジンの一覧を見ていたら、そりゃ現場にいらっしゃらなきゃ「ノースキン」という仕事がどういう状況に置かれたものかは知る由もないのだなぁ、それは幸福な事でありましょうよと苦笑いするようなブログがあったのだけど、料金タダの検査として献血を勧めているという愚行にひっくりかえってしまった。


あー、感染症には、しばしば感染したばかりで抗体検査でチェックできない空白期間、いわゆるウインドウピリオド、というものがありましてね。
これは肝炎でもHIVでもあるんだけどさ。それが献血でいただいた血のような、人命に切実に関わるゆえ相当のいい精度の検査キット使ってる場合でも、まだ11日ほどは、あるんだそうですよ。
だから、HIVに感染したかもしれない、なんて思ってる人は絶対に献血なんかしちゃいかんのですよ。


保健所がたぶん、ほとんどの自治体で無料です。匿名でやってくれます。所によっては梅毒とかクラミジアも一緒にやってくれるぞ。
だいたい、リスクうすぼんやりでも知っていて危険行為に及んで、たかが5千円前後の検査渋るなんて、オレには理解が出来ません。
頼むからそっち勧めて。被害者のつもりが気が付けば加害者って言うのが一番洒落になりませんがな。


しかしまー、人のことを一方的に加害者扱いするようなところって言うのは、自らが最も無神経な加害者だわなぁ。どこでもこの法則って有効なのかね。
そしてそれはほとんどの場合、男の所業なんだよな。なんでだ。