夏の駄目な人まつりその1
ああ、ついに買ってしまった。
「見つけたのは僕の猫ですから」、買ってしまった。
- 作者: 伊藤悠,佐藤大輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/04/19
- メディア: コミック
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「皇国」の面白さってなんだろうな。
新城はそりゃとても人間臭いけど、人間臭さが完璧すぎるというか。
彼のなけなしの良心の発揮の仕方、それに対して「この偽善者め」と自ら罵りまくる含羞の持ちよう、そして戦闘におけるヘタレのキレてキレまくる飛びっぷり、これもいいんだけど。
ある程度群像ものである物語の面白さでもあるよなこれ。
もちろん職業的に「きのことすもうをとって成り上がった男」カミンスキィ大佐少年時代のの「恥じることなどあるものか!」は「そうだ坊主! 頑張ってきのこからふんだくれ!」とつい応援してしまった。
友人I嬢に「これは銀英伝にはまった過去がある人はかなりはまるんじゃないだろうか」と言ったりしたのだが、あにはからんや(おとうとはかるや)、「銀英伝大好きっ子」であるというI嬢の同居彼氏は、ずっぷりハマり中であるそうだ。
…これは申し訳ないものを紹介したかもしれない。
しかし、これ、小説版に比べて(巻数が)かなり長くなるんじゃないのか。
そしてウルトラジャンプの現行連載で、もはやもしかするとS.B.Rより楽しみにしてるんじゃないのか。オレと息子は。だからこのテンション続いてくれるなら長期連載歓迎。新城さんが帰国したらマンガの方はおわりとかってのは、なしよ。