いろいろ店の運営に変更があり

店長以下男性スタッフのほとんどが交代し、店のやり方もいろいろ変わったらしい。
で、それにともなって在籍女子はえらい不安を感じている。そういうオレの在籍店舗。
一応オレも強迫障害及び不安障害持ちなんで、皆さんが表明する不安に巻き込まれないようにするのにいっぱいいっぱいで。
他人の表明した不安というのが精神的にもろい人間をどう攪乱するかは身を持って知るところなので、オレは公ではあまり自分の不安を外に出さない。で、外では「いつも安定して温和な人」と思われるという。仮面不安障害(苦笑)
しかしまあ、根本がヘタレなんで、他人様から聞かされる危惧や不安は当然のごとくオレの精神に影響はしている。


が、幸い最近具合が良かったので、で、実際もうそうなんで、「スタイルを変えるってのはありとしても、いっばいいっぱいさではもう現状でこれ以上やりようがないところまでやってるんだから、なるようにしかならん」と自分の身に関しては。
実際、これ以上をとなったら子供達との生活にマイナスが来るし(金で購えるものもたんとあるが、これ以上の仕事への忠誠は金で購えないところにもろに響く…)、自分の不安解消もままならないオレに他人様の不安解消まではようやれんし、オレ自身の身についてはもうなるようにしかならんしいい加減もうそうなったっていいだろう、オレはここしばらく随分と多方面からの要求に応じかろうじてても責任は果たした、もうあとはなるようにさせといてくれ、の心境。
回復と自棄は紙一重なのかもしれない。


で、昨日あたり唐突に思ったのだが、最近目の前で皆が繰り広げる危惧と不安の吐露羅列というのは、もしかして一種の心理戦なのだろうかと。
黙って真剣にそれを聞いていた女子が不意にやめていくんだよな。
これ、意識的か無意識的か知らないけど、もしかすると不安を煽り合って精神的に脆いところから脱落させて行こうとするものなんじゃないのか、と。
本当のヘタレというのはオレのように外では不安なんてとてもとても、語るだけで怖いから語れないんだもんな。聞かされるだけで頭の中は恐慌をきたす。


そういや、オレが怖い「マジョリティな女性」(I嬢のパクり)は一般世間でもそういうことをしていて、オレは「女性の集団」のそういうところも怖かったんだったっけな。いつも不安をかきたてられるというか。
ああいうことが日常的に話題にされるところにいられる精神というのはすごくタフなんだろうなと思う反面、他に居場所がないからどうしようもなく所属している「実はマジョリティではない女性」というのはどういう思いでそこにいるのだろうかと考えてみたりする。
そして、その静かな蹴落とし合いは誰の利益のためにあるんだろうか、とかも。結局、その集団の中の誰の利益にもなってない気がするんだが。その外の誰かの利益にしかならんわな。


I嬢と電話で話していて「会社のリストラみたいですね」と言われたが、いや、これはそれそのものです。