あえて程度問題を無視して

ジムにて下半身筋トレ強化中。美容痩身目的ならもっと低負荷で行うべき、らしい。
が、オレが目指したいところはそれではない。インストラクターに「筋肉が付くのは構いませんか?」と尋ねられて、あっさり「はい」と返答している自分の中にあらかじめ答えはある。
(商品として)美しい、デザイアブルなパッケージなんてオレ、やっぱ御免なんじゃんねぇ。(だったら仕事やめろ、っちゅう話だけど(笑))
インナーマッスルは存外衰えていなかった。このへんは仕事のおかげなのか。
先日誉めてくれたのと別のインストラクター氏から「上手にマシンを使えてますね」と言われ、基本姿勢がいいんだそうだが、とりあえず「負荷上げてもそれならよっしゃ」とばかりに下半身部門のマシンばかり1セット15回ずつで一巡。あ。スクワットだけは2セット。その前にエアロバイク20分。シメにランニングマシン。さすがにヘタレて時速5キロで20分。

未明からどうやら不正出血が言ったん弱まり、その後ピル生理がやってきたため、本日はプールは行かず。サウナも使いかかったが、無駄に出血が増えると厄介なので汗を流したのはシャワーだけ。
鎮痛剤を入れてもそこそこの腹痛があったが、まるで試練を受ける修道僧のようにトレーニングをしてみた。

祭日のジムは平日の昼間といささか会員の層が異なっていて、より修験者のごとくマシントレーニングに励む全身きっちりタンニング、ロン毛、シックスパック見せびらかし丈ランニングのおにーちゃん(ダンサーさんではないかと推測)や「同業系統?」と感じるものがあるオレよりずっと若いお嬢さんなど見かける。

仕事での経験から、これくらいの疲労感ならば病気持ちの身体でもどうこうはないなと感じる。もっともこういう感覚ってのはアテにならないもんなんだけど。
子宮由来の不都合不愉快にはうんざりしてるんだけど、出血の手当も鎮痛剤の服用もしつつ、まるでそんなものは存在しないかのように動いてみた。それで腹痛が軽くなった様子もないけど、悪くなってる感じもしなかった。
あちこち、痛いにゃ痛い。が、もう病気の痛みには飽きが来た。筋肉痛なら、まだそれは感知した時に笑えるからな。そいつが表層に出て来てくれてる方がまだいい。