適度なストレスを越えてしまい

どういう形にしろ、人と接するのは疲れる。


ついったーで最近、「売春の一番の問題は、なにかの欲望にげんなりさせられてしまう事だ」というようなぼやきを発した。別にタチの悪いお客ではなく、むしろ「お、○○さんまた来てくれたか」と喜べるようなお客にすら、どこかでげんなりしてる自分がいる。


お客達から「優しいね」と言われるオレは、四十路が見えて来た現時点でも、いまだつまらないナイーヴさを捨てられないでいる。優しさやら気遣いというのは要するに隔ての壁であるよ。
自分を守るための隔ての壁であるが、あんまりこれを行使すると、それはそれでくたびれてしまう。
よく、お客でも同僚でも、さほど知り合って時間が経たないうちから何かしら失礼な事をずけずけ言う人々を見るが、あれは、親しさの演出なんだろう。まぁ、あんまり上手な演出とは言い難いけど。
少なくとも、そういうスマートさを欠くやり方は、オレは評価しない。


「演出」は承知でもかちんと来る自分は、引き続きナイーヴに優しい人でいるしかないのだが、人に会えば、人と話せば、特にそれがある一定の数を超えてしまうと、疲れ果てて放電し切ってしまうのだ。
それでも、こうやって時々人あたりを起こしながら、まだ続けますがね。今の商売。