なにやら昨日のエントリーに幾つかブクマが

そうか、同僚さん以外にもお楽しみいただけたのか、そりゃよかった。


で、気を良くして、「んじゃ、さらに細分化して、今日のとか今週の家計当座帳*1全公開とか、やっちゃおっかなー」とか、一瞬思わないでもなかったが。


さすがにそこまでやったらあっという間に続かなくなるのでやめておこう。


職業費あたりを見てもらうと、オレが以前力説した「女は作り物、人工物」というのが実感していただけるかと。そして、ソープ嬢が「実質は自営業者である」とよく言われるゆえんも理解いただけるかと思う。
確かに先月の職業費はいささか高かったが、この費目は毎月割と普通に5〜7万くらいは出て行く。
オレは出来が悪いので、それくらいの投資があってようやくあれだけの出費をなんとかできる稼ぎを手にする。


風俗業界、女子が金に追いつめられて来るところというイメージが世間にはあろうが、さらなる恐怖がここにはある。ここは、ある程度以上を稼いでなおかつひたすら稼ぎ続けていなければ、居続ける事がかなわない場所なのである。
そこんところは、業界入りを考えている女子の皆さんには特にあらかじめよく知っておいていただきたい。自分の身ひとつの問題でなおかつ心身健康な女子ならば、節約生活した方がずっと楽っすよ。


今月もすでにここまでで、順調に手元では1万円を超える現金が動いている。口座の方も、クレジットカードの支払いだの生協の引き落としだのがあった頃だ。
先月ほどではないが教育費は今月も幾つかのイレギュラー出費が予定されており、もしかするとそこだけで50万を超える金を動かす事になるやも知れない。
来月末には、これは予定の出費ではあるが、息子の通信制高校の年間授業料・教材費で20万が動く事は確定している。
目眩がするが、やるしかないとなったらなんとかやる。今までだって結局そうしてきたのだ。
今まで、他人からは1度だって十分に休めるだけのものをもらえたことなどなかったし、これから先もないだろう。そこんとこは、オレはもはや徹底的に絶望している。


いつも思うのだが、これだけを使えるくらい稼いでいるにもかかわらず、オレは「消費活動による自己実現」とやらからとても遠い生活をしている。
もしそいつが実現できてるとしたら、家計で突出するのは衣服費であり教養費であり娯楽費であるはずで、交際費ももっと高くつくであろう。
オレの家の家計簿は、今、オレがどういう問題と戦っているのかをオレが考えていたよりも年の始めから如実に浮かび上がらせていて、そこんところはつけている本人にも少しばかり面白かった。


まーしかし、家賃水道光熱費省いたって約40万、さらに職業費を除いたって30万。こりゃ、自分がどうにかし続けるより他ないわいなという思いを新たにもできた。
人にほいっと「どうにかしてくれ」と言える額じゃあないな。
まだまだ捕まえた諭吉は10枚ばかりの今月も、頑張りましょうよ自分。

*1:日々の買い物と金の出入りを全て記録する恐ろしい帳面。婦人之友社から出ていて昔は買っていたが、今は無印のA5サイズノートに自分で線を引っ張って使っている