確かに原城は嫌です(内輪ネタ)

いや、そんな話を仕事の帰りがけに同僚さんとしたもので。


オレ等ソープ嬢、いやほとんどの風俗嬢は、実質は自営業者と言われるごとく、それぞれが一城の主のごとくある。


同僚さんと話をしていて、北条早雲が籠城戦にそなえて縄張り内に畑まで作ったというネタを引き合いに出したりしたが、現実には我々、自分の城の中に畑は作れない。
せいぜい、兵隊(まぁ、この場合はお客達だな)をいつでも召集できるよう、よく訓練ならぬ営業をかけておく事、それから、兵糧、つまり金の蓄えを作っておく事くらいしかできない。


兵も少なく、兵糧の備えがないものは、暇なシーズンに耐えられなくなった時、今の城を出て新しい土地でまた新しい城を築城するしかないのだが、たいてい兵糧欠乏ゆえに移転していった先はより収穫の少ない荒れた土地で、そこでまた兵隊をかき集め兵糧を備蓄するのは、難儀な事だ。


そも、籠城戦なんかやっちゃいかんのだけどね。
でも、この籠城戦を経験しないでいられる城主はほんのわずかで。


今月のオレは、備蓄の兵糧に手は付けないで行けそうだけど、今月稼いだ軍資金は今月の生活という戦にきっちり費やして終わり、だなぁ。
やれやれ。