本指名が奇妙に続く

先月のネット指名やフリーでついたお客が本指名で帰って来ている今月である。
危機感が幸いしたってやつか。はたまた、たまさかのラッキーか。
1ヶ月ずっとこういうペースで稼げれば報賞金が出る女子になれるんだろうが、どっこいオレの場合そうも行かないわな、とまたも悲観癖をもってきてみる(笑)
さーて、これはいつがっさりど暇な時期が来る事やら、というのが現在の心境と展望である。だけど、どうも今月も月半ばの出勤が悪い時期はありそうで。


それにしても。
指名の数をある程度保つ事は、店での生存に於いて大事ではあるけど。
オレの場合、それよりも何よりも、毎月毎月必要額が稼ぎ出せるかどうかが問題になっているので、指名の数にはてんで頓着が無い。
とりあえず「最低限、本指名を○○本」というミッションがあるだけだ。先月はそれがかなわなかった。
なので、女子の多くは「フリーのリピーター」にかなり怒るのだが、オレの場合は呑気なもので、そりゃあ少しは「指名料もらいそこねたな」とは思うが、「お、また入ってくれましたかありがたいありがたい」で終わってしまう。
確かに、この呑気さには問題があるわいな(苦笑)


で、オレはどうした事か、この頃かなりの数のフリー客を店にあてがってもらえている。
その中には前述「フリーのリピーター」もそれなりの数いるのだが、それにしたって、フリー客がもらえないと嘆く事は許されなかろうなぁこれ、という感じで。
なんでそうなってるかって、以前書いたように「皆さんが指名客に対応している時間がオレの暇時間」というのもあるのだが、それだけでもあるまい。
オレがある程度以上仕事すると言っても、オレ程度に仕事をする女子は他にもたくさんいるだろうし、途方に暮れるくらい稼げなかった時期もこの店であったというのに、ここに来てこれというのはいったいなんなのか。


そこいらへん、どうにもわけがわからないが、とりあえず「これ以上自分が太くなったら、この稼ぎは消滅するな」という危機感だけははっきりしている今日この頃。
ダイエットはしないが節制はし続けるべきなんだろうな。
入店当時に買ったはずのジーンズをはいてみたりすると呆然とする。自分があの頃より細くなった自覚はあまりないのに、こういうことなのか、と。
オタキング岡田氏が「日本は見た目主義社会である」とのたまったそうだが、その見た目主義社会のエッジなんだもんなぁここ。たかが5キロ程度の肉や脂肪や水分の消失がオレの収入の増加につながっているとしたら、オレはそれを喜んでいいのか困ったままで良いのか、よくわからない。いや、それでも相変わらず「太い」部類なんだけどさ。スーツは13号があれば迷わずそれを手に取るようん。


それにしても、身体の奥の疲労感がしんどい。しかし今日もどんづまりに予約が入っている。頑張れオレ。