いくらプロデューサーに仕切られていても

Middle of Nowhere

Middle of Nowhere

先日、仕事場つまり店内でちーと懐かしめの洋楽がかかっていて、このアルバムからのシングル"MMM Bop"も流れていた。*1
で、ああ、そういやこのアルバムも自分のiTunesに入れようと思ってまだだったっけね、と思い出した。


当初、もう10年以上前にMTVで彼らを目にした時「…また角兵衛獅子、バブルガム・ミュージックの類いか」と、つい例によって思ってしまった自分だったが、"MMM Bop"があまりに耳に残るので、アルバムを買うに至ってしまった。
彼らは大概大人になったが、ちゃんとミュージックシーンに残っている。
彼らの当時の年齢ならば、もう間違いなく音楽業界の大人にかなりの部分を仕切られてしまって音楽を作っていただろうけど、このファースト・アルバムにはそれでもコントロールしきれない力があった。
彼らに10年を待つ根性と、音楽への愛があったことはまこと喜ばしい。


Hansonも、ぼちぼちアルバムをフォローしていきたいんだけど、なかなか。

*1:で、改めて「何かの拍子に仕事中、できるだけ腹の底に沈めてある怨念が噴き上がると不味いから、やっぱりAlanisやらAnnieは仕事場で聴かない方がいいよな」なんて思ったのだった。"So Unsexy"とか"Why"なんて、幾ら好きでも仕事中に聴きたい曲じゃない。怨念はどうにかなっても、意識がはるか遠くに行ってしまう(笑)