どうせいとなかよくなるほうほう

このところなぜか、さまざまな同僚と待機中に2人きりになる事が多いのだが。
女性がそこにいない人のうわさ話、しかもあまり好意的でないそういう話をするのは、どうやらこちらに親密さを示すありがちな手段なのだと、ようやく気が付いた37才のオレである。


しかし、オレはオレなので女性の多くがどのような有り様をしているものなのかにかなり疎く、こういう話に女性の多くがどのように反応するべきとされているのか、そして、そういう話は他のどのような話を持ち出せば打ち切る事ができるのか、相変わらず分からなくてすっかり困ってしまうのである。


なので、とりあえずその手の話が始まると、そのまま困った顔をしているのだが、皆さんそのオレの困った顔はオレがそういうのは聞きたくないという困惑の顔だとは分かってくれず、自分が話題にしている相手への困り顔、つまり自分への賛同だと解釈してくれるのだった。
…困った。ホントに困った。


そんな本日の救いは、うちに新しく来た猫、茶々ちゃんの仮誕生日をフレディ・マーキュリー昇天日にしようかと思うと言ったら、ウケてくれた同僚さんがいた事である。
しかし、どうして女子の間での趣味的な話題はいつだってキワモノ扱いなのであろう。どうして「あたしの嫌いなもの披露会」はよくて、「あたしの好きなもの披露会」はあまり歓迎されないのだろう。好きなもの披露会はオタクのやる事なんだそうだが、…オレ、オタクなんだよう。しくしく。