小額の貸し借り、踏み倒し問題

9月が終わった。
8月からそうだったけれど、確かに店は多くの女子に平気で茶をひかせている。9月はいよいよひどかった。
…オレはどうして、かろうじての日も多いが、茶をひかないのであろうか。
いや、ありますよオレだって決して優秀な部類じゃないんだから、時折は茶をひいて帰る事も。
しかし、周囲の話を聞いたり様子を見るに「あれじゃ、生活回らないだろう」ってほどに、女子に連続して茶をひかせている、と。連続はきついよ。


基本的には、とにかく仕事をちゃんとやっていれば指名本数に関わらず、店はこちらの経済をかんがみてくれるものだとは思っているのだが。
その「仕事をちゃんとやる」の中には、自分のメンテやパッケージの作り方も入っているのだろう。(ってなわけで、なんと最近アイラインまでちゃんと引いてますよオレ。出勤してからだけど(笑))
そこいらへんに問題がある女子には、店はシビアだわなぁ…。昨日のエントリーに書いた「自分が肯定できない自分のあり方」って話につながるけど。
オレは、仕事の内容とそこくらいしかちゃんとできないが、そこだけは今はちゃんとできる。


ともあれ。
起こるべくして起こったねぇと思うが、連続して茶を引いていた女子(入店からまだ数ヶ月)が、数千円から1万円程度の小額ではあるのだが、店の女子複数名から借り入れていたと。それで控え室が大盛り上がり…。
また、よせばいいのに、自分は貸してなくても首を突っ込んで話を無駄に大きくしているのまで出る始末。あーあ…。


ああ、ホントに皆さんこういうところは美しくないなと思わされたのは、「被害者」の皆様の多くが口にした「同情させられた」という言い方。
させられたんじゃなく、したんだろうがよ。相手が如何に哀れみを誘う様子でいたとしても、それに同情するかしないかは自分の問題。
ひとたび金を貸すまで同情を寄せたなら、同情は最後までし倒すものではないのか。


もちろん、皆さんからちまちまと借りた上にすぐにバレる嘘をついた女子には大いに問題があるのだが。客とがそうであるように、オレ等女子だって基本は一期一会のこの業界。信頼関係がないところに貸した金は撒いた金だ。
そして、信頼関係があるところにだって貸した金は、貸した相手の状況好転がよほど劇的なものでないと返って来ない。ってか、返せない。そりゃもうしょうがない。
オレ等それぞれうしろだてがないか、あってもやむにやまれず断ち切ってるからここにおるのだろう。違うのか。お互いそうだから同情も助け合いもあるのだろうよ。それをどういうハラでもって翻すかね。
最初から分かってるはずの事ばっかりなんだから、ぐだぐだ言うな。ああうっとおしい。


しかし、ここから11月いや12月中旬までは右肩下がりの客入りになるのは確実で、うちの店に限らず、あちこちでこういうつまらないトラブルが頻発するのであろうな。