浴衣撮影ラッシュだそうで

休みなのだが、吉原の某写真スタジオに店の顔見せ写真の撮影に。オレの前に撮影に入っていたお嬢さんも浴衣を着用。
先月末あたりが一番浴衣での撮影が多かったそうで、今度はどこぞの店が1日スタジオ借りきりにして、女の子全員浴衣揃いで撮影に来るとのこと。
メイクさんは「1度に十数人の撮影って、髪型のバリエーションが…」と苦悶していた。同じ店となるとバリエーション持たせないといかんもんねぇ。お疲れ様です。


店での仕事や撮影のために浴衣なり着物なりを着るのは難しいところがあって、まともに着るときのように胸や胴を補正しちゃ駄目で、当然まともに着物用ブラジャーや着物スリップなどを着ていったら駄目なのである。なんでって、足下も胸元もはだけるから。はだけたとき、着物用の下着は下からちらりと覗いてもおよそ色気がないから(笑)
だから、かえって若干だらしなく、隙ありありの感じで自力で着付けた方が風俗店で着るにゃいいのだ。胸はまったく潰さない。


実際、写真館のカメラマンのスキンヘッド兄さんが「美容室できちんと着付けしてもらっちゃってる子の撮影は、かえって、困った事になるのよねー」とうそぶいていた本日であった。崩せないし、なんとか崩しても和装下着出てきちゃうんじゃそりゃ困るよなぁ。
ちなみに仕事だと、オレは待機中は下だけ下着つけるけど、仕事になったら浴衣の下はマッパってやつですね。



で、オレのような「年増」(江戸時代ならもう大年増ってやつですな)はプライベートでももはや、あんまり襟元をきちんとすると変になってしまうので、衣紋は抜き気味にするのだけど、今日はもう、鎖骨見えるくらい襟元ゆるゆるで着てやった。
とりあえず、若干伝法な姐さん風の仕上がりになったかと。しっかりかもじ入れて作られたんで髪型の再現は無理。


で、帰りは子供達とおやつとして食べるのに、「水源」のおいなりさんを少し買って帰った。
そこまではよかったのだが、宵の頃からたかが撮影ごときの疲れで発熱。しかも悪寒を伴う発熱。ダーゼン入れたら少し回復してきたが、結構ダメージ食らった模様。
しかし、撮影は疲れるものなのだよなぁ。
昔からオレはいかり肩のくせに和装コスプレがはまるとは言われるが、すでにうちの店では何人か浴衣で撮影した女子がいるはずなので、そんなに反響はないだろうなと予測している。