金剛石犬

オーウェルの「1984」を読んだのは13才、1983年だった。
テレビで本当に双方向でデータやり取りをやると聞いた時は、なにやらシュールな気分になったっけな。
そしてワイドショーを目にしてしまうと、オレはいつもいつも「ああ、『2分間憎悪』のお時間、拡大バージョンだ」とも思わずにはいられない。
次々と生まれる流行語は、それなら『ニュースピーク』かね。


で、オーウェルの「1984」を読むよりも、こっちを聴いた方が若干早かった。
Diamond Dogs - 30th Anniversary Edition



今日仕事から帰って来て仕事用の入浴剤と味噌と食パンを買いに出ると、後頭部からがつんと、このアルバム収録の"Sweet Thing"という、Bowie先生の哀切な絶叫が素晴らしい歌がやってきたのだった。
で、頭から離れなくてしょうがないからコンポで聴いた、と。
オレも結局、いまだ永遠の中学生をやっている訳です。