見つからなかったものでつい

午前中から、今月と今年度を一足早く終わらせるべく、吉原〜浅草〜寿町〜秋葉原〜日暮里駅周辺をかけずり回り、その途中でWimwoodのボックスセットも探してみたのだが、見つからなかった…。
で、ボックスセットはアマゾンで頼んでしまい、店では店で「その代わりに」と言ってはなんだけど、これを結局買ってしまった…。

Ladies & Gentlemen: The Best of George Michael

Ladies & Gentlemen: The Best of George Michael

ベスト盤は持ってなかったんだよねぇ…。


Jamiroquaiのベストとこっちとさあどうするで、より新しいものよりより古いものを買ってる始末。
Winwoodのボックスだって、80年代はじめから半ばをちょっと過ぎたあたりまでのアイランド時代オリジナルアルバム4枚セットだという。
(…"Back In The High Life"から先の彼のアルバムはCDでリアルタイムに買ってて、その前のはレコードでリアルタイム買いですよ。結局90年代も初頭あたりにCDで出た途端に買ってるんだけど…、音が悪いんだよな特に"Back In The〜"が。泣けるほど)


今うちのiTunesに入ってるアイランド時代Winwoodのアルバムは、4枚セットボックス届き次第消される予定で。
これで勝林先生のアルバムをまた頻繁に聴くようになるのかね。なるんだろうな。
オレの好きな彼のソロでのファーストアルバムが、こういう形でもまた日の目を見るというか新しく人に聴かれる機会が与えられたのは嬉しい事で。
ファースト、最近のジャンクションなんとかリフュージーズなんとか(すいませんこの辺微妙な評価なんですオレ)よりも繰り返し復刻されて繰り返し廃盤の危機っぽい雰囲気があるんで、なんつうか。


George Michaelは、2枚目の選曲がいかすけど、最後の最後に来てあの「フレディ憑き」の"Somebody To Love"というのは、どうなんだろうな…。
いや、素晴らしかったよ追悼ライヴでのあれは。けど、でもなぁ…。


あ、もう一度じっくり聴き返したら、"I Can't Make You Love Me"ってこっちでもカヴァーされてるのか。殿下が「解放」でカヴァーしてたのは70年代的まったり味付けだったけど、こっちのやっぱりメロドラマ風でもより小洒落たアレンジもいいなぁ。
しかし、"Desafinado"とか、この人も面白いもん引っ張って来るよなぁ。
Desafinadoは仕事場の有線でどっかの名のある楽団のものらしいインストが流れて来ると「……。」*1って気持ちになってたんだが、これからはこのヴァージョン思い出してやり過ごせるよ、うん。助かる。

*1:父に関するろくでもない記憶が呼び起こされるので、オレはもろなラテンは好みません。例外曲が「ブラジル」なのね何故か。父が好きな曲は彼の葬式で聴いたのをできれば最後としたかったんだけど、母が故人しのんで引き継いで聴いてるから結構、しょうがなく耐えてる。オレには一部ポピュラーやハワイアンやラテンは殴られ蹴られ壁に投げつけられ階段から落とされた痛みと口の中の血の味とか、ベランダから吊り下げられた恐怖とか、全裸で外に放り出された屈辱感とか、オレに対する罵倒とか、その他のあらゆる加害に侵害とか、とにかくそういう父のあらゆる八つ当たり・うさばらし行為@母不在時とワンセットでしか思い出せないものなのだよないまだにかなり。音楽に罪はないけど、思い出しちゃうもんは思い出しちゃうからな