こんなことばかりは知っていると子供に認知されている親になったのは、ちょっとだけ嫌だ

楽天には微妙な不向きさなのでこっちで。
今日は、先日とあるマンガの一気6巻までのオトナ買いを敢行した息子から変な質問が相次いだ。


帰宅直後
「石井部隊ってなんですか?」
「ああ、たぶん731部隊の事かな。満州で外人捕虜とかあちらの民間人に生体実験とか生体解剖やらかした日本軍の特殊チーム。たしか」


しばらくのち。オレ台所。息子は茶の間のパソコンの前。
「さっき母が言った通りでしたよ。石井部隊」
「ああ…、昔、親が付き合いでとらされてた赤旗新聞で731部隊の残虐行為についてずっと連載やっててね、幼児には軽くじゃ済まないトラウマになりそうな内容だったんだよね、それ…」
「…ああ」


夕飯のあと。息子、買って来たマンガの巻末おまけマンガを読みつつ。
エド・ゲインって猟奇殺人犯かなんかですか」
ヒッチコックのサイコのモデルになった殺人鬼だけど。…ああ、多分『プロファイル研究所』にでも行けばあるかな。有名な猟奇殺人犯だからねぇ」
「その人、死体の皮を剥いだりしてます?」
「うん。女性の死体から剥いだ皮膚でベストを作ったとかハンドバッグ作ったとか太鼓作ったとかって話」
「なるほど。三味線の作り方の横に名前があるはずだ」


そんな息子とのやり取りを側で聞いていた娘、「なおちゃんに何か訊くと本当にすぐ答えてくれるなぁ」と感心してくれていたが、なんていうかね、オレの知識の範囲って上にあるような感じで、何かちょっと、うん、ちょっとだけ偏ってるからね。
…こういうのはね、物知りとか博学っていうんじゃなくて、好事家っていうんだよ。
っていうか、あからさまに残虐系のネタだろうと当たりだけはついていてこういう質問を子供が親であるオレにしてくるって、で、息子の方は「ああ、やっぱりこの人知ってたか」っていう感じのリアクションされるって、なんか。


ちなみに息子さんが一気に買って来たマンガとはこれ。

ブラック・ラグーン (1) (サンデーGXコミックス)

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