数こなしてりゃ「圧倒的多数がへたくそ」って事実は皆知ってる

この頃来た迷惑メールに「キャバ嬢・風俗上の鬱憤晴らし!」とかいうタイトルのものがあり、おおかたそのための相手男性を募集していますって内容なんだろうなぁと苦笑したが、休日のそういうおねーちゃんの最高の鬱憤晴らしってのは、そも男なるものと接触しないか、もうそりゃホストみたいにそれで喰ってる奴等しか我慢できないかあいつ等でも我慢できないようなワガママと理不尽で振り回し尽くすかっていう所業だぜオイ、と殺伐とした気分に。

客にも「プライベートで会いたい」と言われるたびに、「プライベートで会ったらこんなに男に尽くさないわワガママだわマグロだわつまんないわって人種がいるのかってびっくりしますよ」と笑っておいているのだが、「それでもいいから」という彼らはそれがどれほど恐ろしい事かまったく理解していまい(苦笑)

今更分かって凄まじい話だが、そうか、オレは「男と接触しない」というのがかなり安らぐのか、と。
T氏がタクシー会社の中で出世した途端つまらない男になり、彼がかつて言った「商社マン時代の俺をあんたは鼻にも引っかけなかっただろう」という言葉は裏打ちされてしまった感がある。
本人が希望しようがしまいが、男制に適応してしまうと男はどうしてああもつまらなくてどうしようもなくなるのか。女性もそうなるらしいんだが。

ああ、オレは絶対に仕事中心人間となって「名誉男性」になんぞなりたくない。でも、ならばやっぱりオレの違和感は性自認の上にあるものとは違うのだろうか。モラトリアムにいたいだけっちゅうんなら、子供育ててらんないだろうしなぁ。