かなり貧乏になった時に分かったが

今日、かろうじて明日に必要なものくらいしか買えない生活というのは、たいへんに悲しい。
より負担を減らそうにも、負担を減らせるような環境に向けて身動きを取れなくなっているほど切羽詰まっているのも悲しかった。


より貧乏な他所の国を見ろという声もあろうが、オレはこの日本で生きているので、そうも行かなかった。
さらに、この国では子供をどっかの要求レベルに合わせてあれこれちゃんと整えてやらないと、親の手元から子供が取り上げられてしまうんだぜ。「親御さんにはいっさい負担はありませんよ」だって。親が自分だけでなんとかできなければ、子供寄越せだって。その中間がないってのにはびっくりした。
それらを思い出せば、かつてより愛想笑いもずっと容易い。無理を押してでも仕事に行くのもずっと容易い。


しかし、いっそいよいよ倒れるところまで動き続けてやらあと思っている自分は、かくも何を憎んでいるのだろうか。憎んでるんだろうなぁ。
特に、自分が安全圏にいるというのはどういうことなのかを考えられないあたりを、かな。


そして、なかなか自暴自棄にもなりきれず結構上手に健康管理してしまう昨今、なかなかばったりとも行かず(笑)