ピルの飲み方は服用者なら最低限知っておくべきだろう

相変わらず、中用量ピルから低用量ピルへ、低用量ピルから中用量ピルへの乗り換えに混乱が多い仕事場である。同僚から受ける相談のだんとつトップがピルに関する相談だったり。

まだ医者が混乱してる事例に出くわすのには呆れる。低用量と中用量のピルの違いについてきちんと説明できない、平気で間違った服用方法を教えているような病院はどんなにピルが安くてももう受診しない方がいいだろうと思うんだが。
でも、服用する側にも問題があるんだよなー。幾らリプロダクティブヘルスの概念にのっとって飲んでるわけじゃないソープ嬢のピル服用とはいえ、いや、恋愛関係にない相手との性行為における避妊で、事故が起きたら自分以外誰も責任とってくれないからこそ、飲み方はきちんと知っておかないと。
病院が詳細な服用者向け説明書をくれなかったら、いまや大型の本屋に行けばピルに関するハンドブックは何冊か必ずいるんだから、それくらい買おう。

ところで日々同僚から健康相談受けててふと気が付いたのは、オレ、ものすごく自分自身の不正出血にはびびらなくなっちゃってんのだなと。
もちろん「ああ、いつまで続くかなこれ。もろもろのリスクますます上がって嫌だな」とか「ヘモグロビン値はどのくらいの量がどこまで続くと低下するのだろうか」とか「んー。やっぱりこれのせいでも腹は痛いかなぁ」とか考えはするんだけど、「血が出てる」ということにはひどく鈍感になっている。
よくない方向なんだろうな。でも、そこんところで自分をずっと労ってたら生活立ち行かないしなぁ。鈍感にならざるを得ないのか。
娘が不正出血起こしたらかなり不安になったり心配したりするだろうにな。
同僚にも訴えられると「ふらふらしない? お腹痛かったり辛かったりしない?」って訊くのになぁ。ははは。